求む(QUEST):
深淵な思考と、革新的な方法。
仕事:
諸問題の解決、あるいは驚異的な形態、
または社会への貢献、そして人類文化への寄与を可能にするための作業。
報酬:
大いなる名誉と、それなりの賞金。

人々の、夢と希望を実現する「方法」と、その「姿」を、
新しいテクノロジと、豊かな感性と、巧みなロジックで、提示してほしい。

このコンペティションの目的は、よりよい建築・都市の実現に向けて、建築・都市(そして広くデザイン領域全般)の、「新しい設計方法」を開拓し、それに挑戦する人々を激励すること、にある。
そして、世界の多くの人々が、その優れた「方法」を体験できることを通じて、この領域のさらなる発展を意図する。

そのために、広く世界から、優れた「アルゴリズミック・デザイン」の「コンピュータプログラム」と、アルゴリズミック・デザインを用いて生まれた「建築作品」を募り、顕彰する。
期待に応える成果品を、そして予想を超える新しさを持つ作品を、楽しみにしている。

応募部門

QP 部門(ALGOrithmic Design Program 部門)

応募者が独自に作成した「アルゴリズミック・デザイン」の「コンピュータプログラム」を応募する。

QA 部門(ALGOrithmic Design Award 部門)

独自に作成した「アルゴリズミック・デザイン」のコンピュータプログラムを用いて設計し、実際に完成した、
すぐれた「建築作品」を応募する。

ここで言う「プログラム」には、一般的なプログラム言語(C++、C#、等)によるものに加えて、ビジュアルランゲージ系プログラム(Grasshopper、processing、等)による もの、および、特定のアプリケーションに依存するもの、も含みます。

応募資格

世界の研究者、建築家、デザイナー、計画家、システムエンジニア、および各領域の学生、等、自由。

グランプリ:1点 賞金¥1,000,000-
部門優秀賞、サブカテゴリー別優秀賞:複数

サブカテゴリーは、登録の選択項目分布パターンに基づいて審査側で作成し、審査は、サブカテゴリーごとを前提に行う。

応募手続き

手続きはALGODeQウエブサイト上で行う。

1. ALGODeQウエブサイトから要項をダウンロードする。
2. ウエブサイト上で応募登録を行い、登録コードをe-mailで受け取る。
3. ウエブサイト上で登録内容を確定し、提出品ファイルをアップロードする。

提出品

一次審査用提出品
1:プレゼンテーションシート
2:ショートムービー
二次審査用提出品
3:プログラム本体(実行形式、他)
4:データ
5:所定書類

スケジュール

要項公開・応募登録開始
2013年11月4日
質疑受付終了
2013年12月9日
応募受付開始
2013年12月23日
登録締め切り
2014年2月3日
一次応募締め切り
2014年3月31日
一次審査発表・二次応募開始
2014年5月26日
二次応募締切
2014年6月23日
受賞short list発表
2014年9月8日
受賞発表
2014年11月3日​ (更新)​

審査の評価基準

アルゴリズミック・デザイン プログラムの評価:QP部門・QA部門共通

卓越性:目的・解法・成果のいずれにおいても、高いレベルであること。
新規性:従来にない新しい視点・方法・成果であること。
審美性:その方法のエレガントさ。同じ機能であればより単純であること。
技術性:プログラミング技術・技法の工夫。
操作性:容易な操作で所定の成果を達成できるプログラムであること。
遺伝性:提示された方法による、他者の後続プログラム(子孫)派生の可能性の高さ。
魅力度:その方法を使用してみたい、と思わせる魅力の高さ。

建築作品の評価:QA部門

卓越性:建築作品としての卓越性。
アルゴリズミック・デザイン性:
 その作品においてアルゴリズミック・デザインプログラムを用いた領域の重要性と、その効果の卓越性。

遂行主体

ALGODeQC (ALGOrithmic Design Quest international programming competition Committee)
アルゴリズミック・デザイン クエスト/国際プログラムコンペティション 委員会

協賛

東京都市大学 (都市生活学部) 日本
ETH:チューリッヒ工科大学 (CAAD)  スイス
グラーツ工科大学 (IAM) オーストリア
淡江大学(建築学部) 台湾
日本建築学会